リビングから続く和室はこの家ではちょっとした異空間。渋い光沢の座卓や飾り床にさりげない盆栽が映える。私の好きな時間がここにもある。和紙のすだれから溢れる日ざしはまどろむ昼下がりにちょうどいい。
そういえば、昔習ったお茶、もう一度はじめようかな。それとも俳句なんかもいいかしら。
この部屋で静かな充実の時間を過ごす私。
渋くてほの甘い煎茶を飲みながら思い巡らせる。
・・・あら、外ではもう子どもたちの声。
今日は5時間だったわね。
つかの間の和を満喫した夢時間。
お茶をジュースに、お饅頭をクッキーに変えて
子どもたちを待ちましょう。